よみ:あぶらぼう
別名:坊主火、油盗人
本性:灯油料を盗んだ比叡山の坊主の亡霊。灯油料をごまかして売っていた油売りの霊。灯油料でもうけていた人の霊。一説にはサギの羽の光。
体の特徴:火、僧。『平家物語』に出てくる〈油坊主〉は普通の人間であった。
ふるまい:夜に飛び歩く。
出没時間帯:夜半
関連妖怪:姥が火、道元が火、油返し
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